塩焼きを食べに行こ

埼玉県に住む大学1年生。焚火の温かさに心惹かれています。

メモリアルフィッシュと再会するためには

 

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釣りをやっていくとあの魚と再会したいという恋心似た感情抱いたことは、どんな釣り人でもあるだろう。

 

 

僕も例外なくその一人だ。特に好きである渓流釣りは他の釣りと比べ、魚と出会うまでのプロセスが長く、難しい。

 

 

自然条件に左右されやすく、川に降り釣りをしたくても出来ない事が多々ある。

 

 

そんな中出会えた魚は魚種、サイズ問わずうれしいものだ。

 

そしてリリースする時にこう思うはずだ、またこいつと会いたいと。

 

 

それには、適切な方法でリリースしなければならない。

 

 

そこで今回は僕が今まで実践してきたリリース方法について紹介したいと思う。

 

ランディングネット

 

ランディングネット(以下ネット)とは、魚をすくう時に使うあみのことです。

 

これには大きく分けて二つの種類があります。

 

一つ目は

 

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こういったタイプのもの。

見た目は格好いいのですが、結構魚へのダメージが大きいそうです。

 

魚をすくった時に魚を覆う粘液がこの網に着きやすいそうです。

 

こういったネットは値段も高く使ったことはないため、あまり是非について述べることができないのでこの程度に。

 

 

二つ目は

 

「ランディングネット」の画像検索結果

こういったタイプ。

 

ネットの部分がラバーでできているため、魚へのダメージは少ないです。

 

また、値段も1500円~で買えるため僕のような学生アングラー(釣り人)には大変ありがたい代物です。

 

魚のことを第一に考えるアングラーであればこちらのネットの使用を強くおすすめします。

 

まぁ道具に関しては人それぞれでいいと思います。

 

魚は疲れている

「疲れる」の画像検索結果

魚も人と同じで

 

魚はファイト中(釣り人対魚の攻防戦)、走ったり、ジャンプしたりして疲れています。

 

ネットに入った後も酸欠状態になりグタッとしているのはそのわけです。

 

 

これは、小さい魚より大きい魚に顕著に表れます。

 

なぜなら、小さい魚より大きい魚の方が暴れるため、やり取りに時間がかかるからです。

 

 

キャッチ後

「ニジマス」の画像検索結果

 

 

多くの釣り人は釣った魚を写真を撮ると思います。

 

水中で撮影すれば、魚も弱らないのですが、きれいに写すためにはネットに入れて撮るでしょう。

 

これは素早く行えば魚も最小限のダメージに抑えることができます。

 

注意1

陸にあげると魚を覆う粘液がはがれ、大ダメージを与えてしまうので絶対にやめましょう。ネット越しでも地べたに着けてはいけません。

以前、僕も地べたに着けて写真を撮ってしまっていたのですが、その魚は死んでしまいました。

 

注意2

素手で触る時は水中でよく手を冷やしてから触りましょう。

冷水性の魚(ニジマスなど)は手との温度差で大ヤケドしてしまいます。

 

リリース時

「ニジマス」の画像検索結果

 

 

水中に戻しても魚が酸欠で仰向けになっています。

 

このままの状態でリリースしたら確実に亡くなります。

 

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こんな感じで。

 

死因はおそらく、はがれた粘膜から水カビが発生したものと考えられます。

 

僕のホームである伊古の里も行くたびにこういった個体を目にすることが増えています。

 

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このようにしてあげることでエラに酸素がいき回復していきます。

 

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そして通常体位になったらリリースしましょう。

 

まとめ

 

みなさんも釣りに行く機会があって、リリースする時は魚を丁寧に扱いましょうね。

 

それでは。